群衆( from HUSTLER )

 

今日はbrainchild’sのHUSTLERというミニアルバムから、群衆という曲について。

 

この曲は「かいぶつになっちゃった」という童話をモチーフにしてます。

結構有名な童話なんですが……

 

森の中の古びた館に怪物が出ると聞いた森の動物たちは、怪物を追い払うために寄り集まって塊になって、大きな怪物に変身します。
そして館へ侵入し、鏡に写った自分達の姿を見て恐れおののき、逃げ出してしまいます……
そして「トラウマ絵本」というレッテルに相応しいラストへ……

 

……みたいな話です。

僕はこの童話の寓話的な部分がとても好きです。

怪物を追い払う為に自ら怪物になっちゃうなんて、まるで核兵器で牽制し合う国際社会みたい。

にわかサッカーファンやハロウィンでごった返す渋谷のスクランブル交差点を思い浮かべると更に身近な寓話です。

最近あの交差点を一生懸命撮影している外国の方が更に増えたけど、果たしてどんな目で見られてるか解ったもんじゃないね(笑)

 

もしかしたらオリンピックイヤーに、日本人のとんでもない醜態を晒してしまうのでは?……そんなおぞましい光景を思いながら書いた歌詞です。

集団心理って、ほんとおっかないもんですね。 顔と名前の判別出来る一個人でいたいもんです。

 

 

ちなみに冒頭の「アララララララーイ」という謎の歌詞は鬨(とき)の声です。

古代ヨーロッパ各地の戦場で突撃の際に叫ばれていたようですが意味は様々で、

兵士達が女神の加護を得る為にその使いのフクロウの声をまねて「アラララ」と叫んでいたという説や、

「ヒストリエ」というマンガでは「軍神アレスのご加護があらんことを!」という意味で叫ばれています。

……とてもとても面白い漫画ですよ。お暇なときにどうぞ!

 

なんだか、漫画の紹介ブログみたいになってきたな。