2017/05/09

春という暴力( from HUSTLER )

今日はbrainchild’sのHUSTLERというミニアルバムから、春という暴力について。

 

 

聴いてすぐピント来た方もいるかもしれませんが、この曲の歌や歌詞はTHE YELLOW MONKEYの雰囲気に思いっきり寄せてます。
なんなら、エマさんにもらったデモからさらに細部の歌い回しをアレンジさせてもらって、TYMに寄せてます。

その方が逆にbrainchild’sとTHE YELLOW MONKEYの大きな違いや、自分らしさが浮き彫りになるだろうと思ってのことです。

 

歌詞の内容については、初めはかなり悩んだんですが、同じくイエモン好きのバンドマン、小野くん(butterfly inthe stomach)に話してみたところ「あんまり意味とかなくていんじゃないですか?むしろ全く意味ない歌詞、聞いてみたいです」と言ってくれたので、思いきりよく書けました。

“ 意味がなくたって良いじゃないか ” という歌詞は、まんま使わせてもらってます(笑)。

そこはご愛嬌ってことで。

 

 

書いた歌詞をレコーディングした直後は
“ なかなか意味のない素敵な歌詞が書けたぞ!”
と、ちょっと意味不明な満足感を感じていたのですが、
今読んでみるとガチガチに意味深でしたね(笑)

 

多分、一生懸命に歌詞を書きすぎて客観視するのに時間がかかったのだと思います。(そういうことよくあります)

色褪せるどころか聴く度に、春が来る度に新しい発見をくれる、生き物みたいな曲になりました。

 

 

ところで、ようやく春という暴力、花粉の症状が軽くなってきた昨今、皆様はどうお過ごしですか?
アレ、英語だとヘイフィーバー(hay fever)って言うんですってね。

なんかすっげえ楽しそうな響きで、花粉症持ちとしてはムカつきますね(笑)

 

 

いよいよ明日、brainchild’sの『PILOT』が発売です!

 

 

 

 

2017/05/07

Blow( from HUSTLER )

 

今日はbrainchild’sのHUSTLERというミニアルバムから、Blowという曲について。

 

最近のソロライブじゃ我が物顔で歌ってます(笑)
もしも今、渡會将士オールタイムベストアルバムを作るとしたら、ぜひ入れたい一曲です。

 

不思議な言い回しかもしれませんが、この曲はbrainchild’s 7 期ドラマーONNYが僕に作らせたと言っても過言ではない曲です。

というのも、レコーディング中にまだ仮歌しか入ってない状態のBlowをONNYが大絶賛して、「これは絶対名曲になる!」と連呼しまくるもんだから、もの凄いハードル上がっちゃって、なんとかかんとか捻り出したらこんなん出ましたって感じで生まれた歌詞です。

brainchild’sという集団は常に気持ちいいプレッシャーを与えてくれる現場なんですが、その中でも格別に良いプレッシャーでした(笑)。

おかげで良い詞が書けたと思っています。まだ人がまばらな5月のビーチサイドでこの曲を聞きながら歩いたら、そりゃぁ「Yeah! World is mine !」と叫びたくなると思います。ええ、わかります。

 

歌詞の時系列としては、新作『PILOT』のSextantという曲を聴いて頂いてからBlowを聴いて頂くと、また違った味わいもあるかと思います。お楽しみに。

 

 

最後に、“ YOU MADE MY DAY ”という言葉は、

直訳 : あなたが私の一日を作った=あなたのおかげで最高です=超ありがとう!
みたいなニュアンスで使っています。

 

クリント・イーストウッドが映画の中で“ MAKE MY DAY ! ”と言うシーンがあるんですが、こっちは
直訳 : 俺の一日を作れ=おれを楽しませてみろ
という意味で、実はこちらの方が有名な言い回しなです。

 

 

実用する機会はほとんど無いですが。

 

 

 

 

 

2017/05/06

群衆( from HUSTLER )

 

今日はbrainchild’sのHUSTLERというミニアルバムから、群衆という曲について。

 

この曲は「かいぶつになっちゃった」という童話をモチーフにしてます。

結構有名な童話なんですが……

 

森の中の古びた館に怪物が出ると聞いた森の動物たちは、怪物を追い払うために寄り集まって塊になって、大きな怪物に変身します。
そして館へ侵入し、鏡に写った自分達の姿を見て恐れおののき、逃げ出してしまいます……
そして「トラウマ絵本」というレッテルに相応しいラストへ……

 

……みたいな話です。

僕はこの童話の寓話的な部分がとても好きです。

怪物を追い払う為に自ら怪物になっちゃうなんて、まるで核兵器で牽制し合う国際社会みたい。

にわかサッカーファンやハロウィンでごった返す渋谷のスクランブル交差点を思い浮かべると更に身近な寓話です。

最近あの交差点を一生懸命撮影している外国の方が更に増えたけど、果たしてどんな目で見られてるか解ったもんじゃないね(笑)

 

もしかしたらオリンピックイヤーに、日本人のとんでもない醜態を晒してしまうのでは?……そんなおぞましい光景を思いながら書いた歌詞です。

集団心理って、ほんとおっかないもんですね。 顔と名前の判別出来る一個人でいたいもんです。

 

 

ちなみに冒頭の「アララララララーイ」という謎の歌詞は鬨(とき)の声です。

古代ヨーロッパ各地の戦場で突撃の際に叫ばれていたようですが意味は様々で、

兵士達が女神の加護を得る為にその使いのフクロウの声をまねて「アラララ」と叫んでいたという説や、

「ヒストリエ」というマンガでは「軍神アレスのご加護があらんことを!」という意味で叫ばれています。

……とてもとても面白い漫画ですよ。お暇なときにどうぞ!

 

なんだか、漫画の紹介ブログみたいになってきたな。

 

 

 

 

 

2017/05/03

Rolling Rola ( from HUSTLER )

 

今日はbrainchild’sのHUSTLERというミニアルバムから、Rolling Rolaという曲について。

 

世の中には数えきれないほど “ 人名タイトル曲 ” があります。

レイラ、ロクサーヌ、ヘイジュード、ミッシェル、いとしのエリー、ナナへの気持ち、みゆき、与作、etc.…

僕が15年以上の作曲活動の中で、多分初めて作った人名タイトル曲が「Rolling Rola (ローリングローラ)」です。

 

 

わりと早い段階から、この曲はアイドル(偶像)ソングにしたいなぁ、という思いがありました。

アイドルの意味合いについては自由に捉えてもらってかまいません。

女の子48人くらいで歌ってもいいし、

偶像崇拝的に女性を求める、古き良きロックナンバーでもいい。

映画「キルビル」の中の “ 間違った日本のイメージ ” が醸し出すポップさも、偶像的で、似合うでしょうね。

アニソンにしてもきっと優秀な曲だと思うんです。

 

で、僕は手塚治虫先生の「ばるぼら」みたいな、アート&ミュージックのグルーピーで、ちょっとイカれた女の子を偶像として描いてみたわけです。

「ばるぼら」知らなかったらごめんなさい、面白いですオススメです。

 

 

このアイドル(偶像)のイメージは、作詞前からこの曲が持っていた、60~70年代ロックンロールの「心地よい無責任さ」「憎めないろくでなし感」みたいな雰囲気にインスパイアされたんじゃないかと思います。

あるいはエマさんという、僕にとってのアイドルをフィルターとして、僕自身もその世界の住人になってみようとしたのかもしれません。

 

ライブの中では完全にお祭り要員な曲ですけど、

これからふとした時に皆さんが「Rolling Rola」を思い出す度、転がり続けるローラちゃんを懐かしく、愛らしいと思っていただけたら、とても嬉しいです。

かつての、レイラや、ロクサーヌや、エリーみたいにネ。

 

 

 

 

2017/05/02

phase 2 ( from HUSTLER )

 

brainchild’sの新譜、『PILOT』のリリースが迫ってきました。

 

メンバーは今まさに、刺激的で、ユルくて、ひたすら楽しく、ビリビリ痺れる ツアーリハーサルを重ねております。 いよいよって感じです。

せっかくそんなタイミングなんで、brainchild’sの曲の中から自分が作詞させて頂いた曲について、なんやかんやBlogを書いてこうと思います。

 

手始めに、今日はbrainchild’sの2016年リリースのHUSTLERというミニアルバムから

M1『 phase 2 』という曲についてですが…

 

この曲はFoZZtoneというバンドを活動休止した後の僕にとって、大きな区切りのタイミングを与えてくれた曲です。

 

ブレチャのドラマーのONNY (岩中英明クン)と初めて一緒に呑んだ時に、彼が面白いことを言いました。

「ブレチャって、“強くてニューゲーム”だよね」

ゲーム機能のひとつで、一度クリアしたゲームをもう一度プレイする際に、今まで頑張った功績を全部引き継いで、めっちゃ強い状態でもう一度最初から遊べる、それが “強くてニューゲーム” です。

これまで自分が培ってきた全てを使って、また1からバンドをやれるって、本当に面白いことなんですよ。そう思える自分が整っていたことにも驚きでした。

 

だから、

「この喜びにブッ立った俺達の “ 雄しべ ” にようこそ!!!」というのが、

Phase 2 という曲に込めた僕の核たる思いです。( ホントすいませんね、品性がアレで… )

 

この曲で、ブレチャ7期は走り出しました。

この曲を演奏している時の我々は本当に、“ 強くてニューゲーム ” ですよ(笑)

今回のリハでも、一番最初にみんなで合わせた曲がまさに Phase 2 でした。

 

いやー、ホントにツアーが楽しみですね!!!!

 

 

 

1 / 3123